「イールドカーブ」で短期&長期の利回りを確認してみよう!

「イールドカーブ」で短期&長期の利回りを確認してみよう!

「イールドカーブ」なんて、またまた難しそうな言葉が出てきました。いろんな書籍でも解説されていますが、ハッキリ言って初心者には「優しくない解説」ばかりですね。なぜもっと簡単な表現で分かりやすく説明してくれないのか、ちょっとばかり疑問に思ってしまいます。
そこで、最近よく耳にする「イールドカーブ」という専門用語について、分かりやすく解説してみましょう!

分かりやすく解説する前に、一般的な書籍やサイトの説明文を見てみると、「残存期間と利回りの相関図」みたいな感じになっています。これでは何のことだかサッパリですね。
そこで、まずは「短期金利」と「長期金利」について勉強してみましょう。

「短期金利」とは、読んで字の如く「短期の金利」です。たとえば、債券などを買うときに「期間」がありますよね。「3年物」とか「10年物」というものです。それでは、上記の債権を買うとき、金利は「3年物」と「10年物」、どちらの方が高いでしょうか?当然ですが「10年物」ですね。長くお金を預けるということは、将来的な不安がたくさんあることを意味しています。

「ひょっとして、その債券の価値が下がるのでは・・・?」とか、「景気が後退するために金利が下がるのでは・・・?」など、3年先よりも10年先の方が、お金を預ける期間が長いため、不安が多いのはお分かりですよね。つまり、「将来の不安をたくさん抱えてくれて、それでも投資をしてくれるのなら金利を高くしますよ!」というのが常識なのです。これも当たり前ですね。短期金利の方が高いなら、だれも不安を背負ってまで長期の投資なんてしませんから。

そこで、このことをグラフにしてみましょう。グラフは折れ線グラフで、「横軸」が「期間」です。つまり、グラフの右方向に行くほど、「期間が長い」ということです。一方、グラフの「縦軸」は「金利」です。つまり、上に行くほど、金利が高いということになります。いかがですか?なんとなく想像できましたか?

そこで、もう一度「短期金利」と「長期金利」の関係を思い出してください。
長期金利の方が短期金利よりも高かったですよね。つまり、この状況をグラフにすると、グラフ内の「線」は「右肩上がり」になっているはずです。1回も下がることなく、ちゃんと上がり続けているなら、「預ける期間が長いほど、金も高くなっていますよ」というものです。この「右肩上がりをしている線」を、専門用語で「イールドカーブ」と呼んでいるんですね。

長期になればなるほど、安定して金利が上がっているイールドカーブは、景気が良い状態を表しています。一方、時々見られるのですが、イールドカーブが「下がる」ときがあるんですよ。つまり、「近々、金利が下がるのでは・・・?」という、不安が高まった時に、このような逆のイールドカーブが見られることがあるんですね。このような「下がってしまうイールドカーブ」を「逆イールドカーブ」と呼んでおり、景気の後退局面で見られる現象です。

いかがですか?イールドカーブについてはご理解いただけたでしょうか?
FX取引とは一見関係のないように思えますが、あなたが取引をしている通貨の国の債権、これのイールドカーブを一度見て、「逆イールドカーブ」になっているようなら要注意です。スワップポイント狙いの取引をメインにやっていて、「金利に敏感な人」であれば、ぜひ一度チェックしておきましょう!


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