世界の「基軸通貨」は今後どうなるのか?

世界の「基軸通貨」は今後どうなるのか?

「基軸通貨」という言葉を聞いたことはありませんか?基軸通貨とは、「その市場において共通して使われている通貨」のことであり、原油の市場なら「米ドル」が基軸通貨として使用されていますね。

さて、2009年9月現在、世界中に流通している通貨のうち、なんと約60%は「米ドル」であることはご存じでしょうか?つまり米ドルとは、「世界で最もたくさんある通貨」と言えるんですよ。だからこそ、原油や金などの国際市場において、米ドルが基軸通貨として採用されているのです。

ところが、リーマンショック以降、米ドルの基軸通貨としての「価値」に少しずつ陰りが見えてきました。
リーマンショックはアメリカ発の金融危機であり、米ドルの価値が暴落したため、世界中の市場に混乱を招いてしまったのです。特に原油市場においては、産出国の多くが中東諸国であるため、「米ドル以外の基軸通貨を原油市場に!」という声が大きくなってきているのです。

もちろん、アメリカが黙ってその流れを容認するはずはありませんので、もうしばらくは「米ドル主義」の世界が続くと思います。しかし、いつまでも「米ドル一本」の世界が続くとはどうしても思えないんですね。

いつの日か、ユーロや日本円が基軸通貨として使用される市場が出てくるでしょうし、そうなると、これまでの為替市場も大きく変化することでしょう。「これまでは米ドルに投資をしていたけど、これからはユーロだな・・・」など、FX取引の通貨ペアの「人気ランキング」にも大きな変化が出ると思います。

もうしばらくは米ドル主義の世界が続くと思いますが、「米ドル以外の通貨を!」という声を無視してはいけません。声が高まるにつれ、不安を感じた投資家が米ドルから撤退する可能性もあるためです。
「世界の市場の声」というのも、投資の上級者を目指すならしっかりと聞いておきましょう!


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