「実質金利」で利益率を計算してみよう!

「実質金利」で利益率を計算してみよう!

金利の高い国ってありますよね。FX取引をしておられる人であれば、「南アフリカ」や「トルコ」などが高金利の政策を打ち出している国として有名です。
しかし、目に見える「金利」だけでなく、「実質金利」というものに目を向けていないと、実際の利益が少なくなる場合もありますので、ここで実質金利についてしっかりと勉強しておきましょう。

たとえば、「100万円」を「年利1%」で銀行貯金したとします。つまり、1年後には「1万円」の利益を手にすることが出来る計算ですね。しかし、ここで気をつけたいのが「インフレ率」と「デフレ率」です。

仮に、「年間1%」の割合で「インフレ」が起こっていたとします。つまり、「100万円」の商品が来年の今頃には「101万円」になっている計算ですね。ということは、せっかく銀行貯金で得た「利息分」が、「インフレ率」と相殺して「ゼロ」になってしまいました。これが「実質金利」です。

目に見える金利が「1%」であっても、インフレ率が「1%」であれば、実質的なお金の価値は変わらないことになってしまいます。したがって、「得をする分はない」という結果に終わり、実質金利も「0%」ということになるんですよ。

しかし、これを利用してFX取引で大きな利益を上げる方法があります。
インフレが起こっていると、「実質の得」は少なくなってしまいますが、逆にデフレが起こっている場合、「実質の得」はもっと大きくなるんですね。

たとえば、100万円を「年利1%」で銀行に貯金して、デフレ率が「1%」だったとします。1年後、あなたの銀行口座には101万円が入っているはずですが、100万円の商品は「100万円→99万円」になっています。
ということは、実質的には「2万円」の得をしたことになり、別の言葉で言いかえると「年利2%」ということになりますね。

この仕組みを利用すると、「高金利の通貨+デフレが起こっている国の通貨」をペアにしておくと、変動リスクは高いものの、「より大きな年利」になるのはお分かりですね。
2009年9月現在、デフレが起こっている国はたくさんありますが、「高金利の通貨+デフレが起こっている国の通貨」というペアも、今後の視野に入れて取引しておきましょう。


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