FXの「ロールオーバー」とは?

FXの「ロールオーバー」とは?

FXでは「ロールオーバー」という制度があるからこそ、私たちは同じポジションを持ち続けることが出来るのです。私も含め、多くの皆さんは何気なくFX取引していると思いますが、「ロールオーバー」という用語について解説してみましょう。

一般的な為替取引の場合、「2営業日後が決済日」と決められています。つまり、月曜日に100ドルを買ったら、水曜日には決済されてしまうのです。これでは長期にわたって同じポジションを持ち続けることなんて出来ませんよね。そこで、ロールオーバーという手法が大活躍します。

たとえば、FX取引で月曜日に米ドルを買ったとしましょう。ほっておけば水曜日には決済されてしまいますので、業者は火曜日の時点であなたの米ドルを一度売ります。この時、売り価格は月曜日の価格で行われます。当然ですよね。もし火曜日の価格が月曜日より低ければ、あなたの知らないところで損失が出てしまうことになりますから。一度売った米ドルは、その日のうちに業者によって買い戻されます。

この時も月曜日の価格で買い戻されるんですね。こうすることで、事実上は取引をしたのが月曜日から火曜日に「1日ずれる」ことになります。したがって、この時点で決済日も1日延びて、「水曜日→木曜日」になるんですね。
これを毎日繰り返すことで、決済日もドンドン先に延びていきます。つまり、私たちは同じポジションを、自分の意思で決済しない限り、持ち続けることが出来るというわけです。

ロールオーバーされる時間帯は、FX業者によって異なりますし、ロールオーバーされた時点でスワップポイントの日割りも加算されますので、興味のある方はあなたがFX取引をしている業者のロールオーバーの時間帯を調べてみてはいかがでしょうか?私たちは何気なく同じポジションを持ち続けているように思えますが、実はその背景には業者さんがロールオーバーを活用してくれていたのです。


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