FXの規制は投資家の利益につながるか?

FXの規制は投資家の利益につながるか?

ところで、今回のレバレッジ規制はどのような効果が予想されるのでしょうか。
ひとつは、過度なハイレバレッジができなくなるということで、参加者へのハードルが多少上がり安易な取引をしようとする人が少なくなるかもしれません。

しかし、投資の基本は自己責任という考えからすると、どのようなルールであっても本人がしっかりと理解してリスク管理ができることが前提なので、単純にレバレッジの比率を下げることが投資家の利益になるかは疑問の余地があると思います。

少額の資金で効率良く取引をしていた投資家からは不満の声も聞かれます。FXの魅力であった部分なので非常に残念です。しかも今回のレバレッジ規制は個人に対してのものなので、法人には適用されません。さらには海外の業者も規制の対象外なのでハイレバレッジを求める人はそちらに流れることも考えられます。いずれにしても投資家の利益は自分自身で守る気持ちが大切ではないでしょうか。

もうひとつ考えられる影響は、FX業界の再編が進むことが考えられます。
今回の規制で市場参加者が減少しており、FX業者の業績も厳しくなっているようです。すでに業務を譲渡したり合併したりしている会社も出てきています。逆を言えば、しっかりした会社が残る訳ですから業界の健全化が進むこと考えても良いと思います。

今回の規制に限った事ではありませんが、監督官庁にはFX市場が今後も発展していくような指導を実施していくことが、投資家の利益につながることを理解してほしいものです。みなさんも規制に振り回されることなく、ご自身の投資利益の向上を目指して努力していきましょう。


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