信用の高い「カウンターパーティー」を選んでおこう!

信用の高い「カウンターパーティー」を選んでおこう!

以前、あるドキュメンタリー番組を観ていて、「リーマンショック以降、カウンターパーティーのリスクが高くなっている」や、「格下げによりカウンターパーティーから撤退し始めた」などのナレーションを聞きました。
投資に詳しい人なら、このナレーションを聞いてすぐに意味を理解できるでしょうが、投資初心者の皆さんにはチンプンカンプンですね。そこで、「カウンターパーティー」の意味と、FX取引との関係について勉強してみましょう。

「カウンターパーティー」を簡単に説明すると、「取引先」ということになります。
たとえば、「Aファンド」というファンドに投資をしているとしましょう。

この取引をしている「会社」や「相手」、上記の例で言うと「Aファンド」のことを、専門用語で「カウンターパーティー」と呼んでいるのです。つまり、取引所を通さない「相対取引」の場合、売り買いをする当事者同士が「カウンター(テーブル)」を挟んで取引交渉をするため、「カウンター越しに話し合っている」という光景から、取引相手のことを「カウンターパーティー」と呼ぶようになったのです。

では、このことを踏まえて、上記の「リーマンショック以降、カウンターパーティーのリスクが高くなっている」をもう一度見てみましょう。
皆さんもご存じのとおり、リーマンショックで多くのファンドが「損失」を計上してしまいました。つまり、「リスクが高くなっている」ということですね。したがって上記の表現を分かりやすく言い換えると、「リーマンショックで、ファンドなどの取引相手のリスクが高くなっている」ということになるのです。

では、「格下げによりカウンターパーティーから撤退し始めた」とはどのような状況なのでしょうか?
「カウンターパーティー」は、相対取引であるため、当然ですが「信用」が大切になってきます。取引所を通していませんので、不透明な部分が多いため、やはり「信用第一」が求められるんですね。

しかし、自分で自分のことを「信用できます!」と言っても、説得力はありませんよね。そこで、ファンドなどの投資機関を格付けしている専門の会社があるんですよ。もちろん、利害関係なく活動している会社ですので、その発表内容は信用できます。このことを理解していると、上記のナレーションも理解できますね。
「格付け会社がその業者のランクを下げたため、信用が低くなった。したがって、多くの取引相手が撤退し始めた」ということになるのです。

いかがですか?「カウンターパーティー」の意味は理解できたでしょか?つまり、FX取引をしている場合は、FX業者があなたの「カウンターパーティー」になるわけです。カウンターパーティーである以上、やはり「信用」が第一ですので、その点から業者選びをしておくことも大切と言えるでしょう。


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