「固定相場制」が外れるタイミングが狙い目!

「固定相場制」が外れるタイミングが狙い目!

「固定相場制」という言葉をご存知ですか?これは、「2国間の通貨変動が一定幅に固定されている」というものであり、昔は「米ドル/円」も「固定相場制」でしたね。今では100円前後でウロチョロしていますが、以前は「1米ドル=360円」で固定されていたんですよ。
ではなぜ、このような固定相場制が採用されていたのでしょうか?

今では1ドル100円前後ですが、昔は1ドルが360円の価値を持っていたのです。つまり、1ドル札があれば、100円ショップで3つの商品を買ってもさらにお釣りまで付いてきたんですね。となると、当然ですがアメリカ人にとっては日本へ来ることが容易になりますし、日本への輸出も拡大できます。

また、多くの資金がアメリカから流れてくるので、それをもとに日本の開発が進むという、両者にとってのメリットが大きかったのです。しかし、日本が経済成長を続けると、そのメリットも少なくなってきます。当たり前ですよね。1ドル360円なんて、今の水準から考えるとかなりの「円高」です。円高になれば輸出企業がダメージを受けるため、「1ドル=360円」では日本企業が世界へ進出することが難しいのです。

だからこそ、現在では「変動相場制」が採用されており、お互いの国の景気に従って、通貨の価値が変動するようになっているんですよ。

ところが、世界を見ればまだ固定相場制を採用している通貨があります。それが「米ドル/香港ドル」ですね。また、「米ドル/中国元」も固定相場制になっています。ところが、香港も中国も、今ではものすごい勢いで経済成長を続けています。したがって、近い将来に変動相場制になる可能性があるんですよ。

香港ドルや中国元が、米ドルに対して変動相場制度になるのはもう少し先の話だと思いますが、仮に変動相場制になったなら、投資の世界にも大きな影響が出ることでしょう。
今はそれほど重視する必要はありませんが、必ず頭の片隅に置いておくようにしてくださいね。


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