「オーバーシュート」からは逃げた方が良い!?

「オーバーシュート」からは逃げた方が良い!?

為替の世界には、時々「オーバーシュート」という現象があります。この現象、初心者にはとても怖い現象ですので、「オーバーシュートかも・・・?」と少しでも感じたなら、すぐに決済して逃げるようにしておきましょう。

「オーバーシュート」を日本語に訳すと、「極端な上昇(下降)」ということになります。たとえば、ある通貨が何らかの理由で大きく値を下げたとします。普通なら、値を下げた通貨はその反動で元に戻ろうとするのですが、「さらに下落をしてしまう」ことがあるのです。

またその反対に、本来なら反動で下落しそうなのに、「さらに上昇を続けている」という現象のことを「オーバーシュート」と呼んでいるんですよ。「トレンド」と似ていますが、トレンドよりも「変動の具合がもっと大きい」と思っておきましょう。では、なぜそのような現象が起こるのか、その仕組みについて勉強してみます。

「ある通貨が大きく下落して、反動の気配もなく、さらに下落し続けている」という現象には、次のような理由が考えられます。たとえば、「金属板」をグイっと押すと曲がりますよね。しかし、手を離すと元通りの「まっすぐな状態」になります。これが「反動」です。

ところが、あまりにも力を入れすぎると、反動せずに「ポキッ」と折れてしまいます。この状態が「オーバーシュート」であり、予想外の大きな下落が起こったため、急いで「損切り」をした人が大量に出た、そして、あまりにも急な損失であったため、「ロスカット」を喰らった人が大量に出た、この2つの条件がオーバーシュートを引き起こすんですね。

つまり、一般的な下落であれば「損切り」も「ロスカット」も大量に出ないため、通常通りに反動するのですが、何らかの理由でそれを超えて下落した場合、「大量の損切り+大量のロスカット」がさらに下落を進めてしまうんですよ。こうなると、元の価格水準に戻りにくいですので、さっさと決済して次の勝負の準備をした方が賢明だと言えるでしょう。


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