「期末月末要因」には要注意!

「期末月末要因」には要注意!

「期末月末要因(きまつげつまつよういん)」という言葉をご存じでしょうか?
投資をしている人であれば、この要因をしっかりと見ることでリスク管理を徹底しておく必要があります。
そこで、期末月末要因の意味と、注意すべき点などを勉強してみましょう。

たとえば、あなたが会社を経営しているとします。会社である以上、月末にはその月の収支をまとめる必要があります。また、決算が発表される時期(期末)にはちゃんと決算書を発表する必要がありますよね。

しかし、期末や月末の収支報告で、「思わぬ損失」が出る場合もあります。「なんとなく今月は業績が悪かったな・・・」と感じていても、詳しい数字までは決算書が出るまで分かりません。
そして決算書が出て、「ありゃ!こんなに悪かったのか!」と思うこともあるでしょう。

こうなると大変です。債権者の方などは不安を感じるでしょうし、最悪のケース、「現金資産が足りなくて倒産」なんてことも考えられます。あなたは社長なので、当然ですがこのようなリスクには事前に対応しておく必要があります。
では、どのようにして事前に対応できるのでしょうか?最も簡単な方法と言えば、保有している株式などを売却して、少しでも多くの現金資産を手元に置いておくことです。

このような対策は、あなたが経営する会社だけでなく、多くの会社が行っています。したがって、期末や月末が近づくと「売り」が多く出されることがあるのです。売りが多く出されると、当然ですが価格が下落して流通も悪くなり、市場は停滞することになります。投資家にとっては嫌な傾向と言えますね。

ですので、皆さんも月末や期末の価格変動には注意して見るようにしておきましょう。思わぬ形で損失が拡大することもありますので、期末月末要因が現実の価格変動に反映され始めたと感じたなら、一時的にすべてのポジションを決済して相場を見守ることも大切なのです。


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