「国際通貨基金」は最後の砦!?

「国際通貨基金」は最後の砦!?

「国際通貨基金」という機関をご存じでしょうか?1946年3月に設立された国際機関であり、世界各国の通貨バランスを保ったり、経済を発展させるため、あるいは復興目的などでの融資を行っている国際機関のことです。

さて、「国際通貨基金」は、私たち日本人にはあまり馴染みのない組織ですが、じつは「最後の砦」であることをご存じでしょうか?

たとえば、国そのものが「破たん」したとします。国が破たんするときは、すでに他国や国際機関からの借金が大きく膨れ上がっており、「これ以上はもう貸せませんよ」と「見捨てられた状態」でもあるのです。どこからの支援も受けられなくなった国は、そこで「破たん」という結末を迎えるんですね。
しかし、こうなっても1つだけ、助けてくれる組織があるのです。それが「国際通貨基金」なんですよ。

国際通貨基金の目的の1つは、「通貨バランスを整え、健全な経済体制を取り戻す」であるため、たとえ破たんした国であっても支援をしてくれます。
つまり、その国が背負っている借金を肩代わりしてくれるんですよ。しかし、無条件に肩代わりしてくれるわけではありません。肩代わりする代わりに、色々と「注文」を付けられるのです。

「赤字を来年までにこれだけ減らしなさいよ!」とか、「公務員の給与をこれだけカットしなさい!」とか、その国の人にとってはまさに「目の上のたんこぶ」となる存在でしょう。しかし、それらの政策によって立ち直った国には、また世界からの融資や投資が集まるため、その後の復興が加速するメリットもあるんですね。

リーマンショックで国が破たん寸前まで追い詰められた国に「アイスランド」がありますが、アイスランドは現在、国際通貨基金の融資と監視のもと、将来的な復興を目指して頑張っているんですね。
いつの日か、政策金利「15%」なんてすごい数字が復活する可能性もゼロではないのです。


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