世界各国の「中央銀行」の動向に注意しておこう!

世界各国の「中央銀行」の動向に注意しておこう!

世界中の国には、「中央銀行」と呼ばれる金融機関があります。
「銀行の銀行」と呼ばれる場合もあるのですが、その国の「政策金利」を決定する権限を持ち、紙幣などの発行を監督している金融機関でもあります。

日本なら「日本銀行」が中央銀行になりますね。ためしに「お札」を見てみると、必ず「日本銀行券」と書かれており、日本で使用されている紙幣の発行は日本銀行が監督していることが分かります(硬貨は政府が発行しているため、日本国と書かれています)。

さて、各国の中央銀行の決定や動向は、その国の経済を大きく動かす要因になるため、投資を行うなら必ず注意して見ておくようにしましょう。たとえばリーマンショックの時、アメリカの中央銀行である「FRB」は、短い期間で「利下げ」を断行しました。
リーマンショック以前は「約3.5%」で推移していたアメリカの政策金利も、今では「実質ゼロ」の状態で推移しています。こうなると、投資の世界にも様々な影響を与えます。

たとえばFX取引の場合、「米ドル/円」の通貨ペアは、リーマンショック以前は変動も安定しており、また、金利差も「約3.4%」あったため、スワップポイント狙いの通貨としても人気でした。ところが、現在ではアメリカの金利も実質ゼロであるため、少なくともスワップ狙いの取引には魅力がなくなったと言えるでしょう。
現在のFX取引で「ユーロ」や「ポンド」が注目されているのはそのためです。

現在の経済は、世界中で複雑に結びついており、たとえ1国の中央銀行の決定であっても、それが世界中の経済に影響を及ぼすことは珍しくありません。
したがって、日本の「日本銀行」やアメリカの「FRB」、EU連合の「欧州中央銀行(ECB)」など、特に日本との経済的な結びつきが大きい国や地域の中央銀行の動向に関しては、常に注意して見守る必要があるということを知っておきましょう!


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