「オーバーシュート」には要注意!

「オーバーシュート」には要注意!

CFD取引をしていると、時々「オーバーシュート」という現象を見ることがあります。
「オーバーシュート」を日本語に訳すと「行き過ぎる」となり、相場の予想や経済状況に関係なく、「ドカン!」と変動する現象のことです。

たとえば、ある銘柄が一気に大きく値下がりしたとします。このとき、ロスカット率を高めに設定している人であればロスカットが執行されることもあるでしょうし、デイトレードをしている人であれば「損切り」をして次の取引に備えるでしょう。普通、ある程度の下落であれば、反動で値は上がるはずです。これを繰り返しているからこそ、変動差益で利益を狙うことができるのです。

ところが、相場の動向や予想をはるかに超えて、何らかの事情で大きく下落してしまった場合、相場が大きく荒れて「損切り」や「ロスカット」が大量に行われるため、「それ以上に下落してしまう」という現象があるんですよ。これを「オーバーシュート」と呼んでおり、ほっておくと確実に大損をしてしまいます。

また、上記の逆の例もありますよ。相場が加熱しすぎて、実体経済とはまったく関係がないほどに価格が上昇することです。この場合、世界中の投資家が「オーバーシュートに入った!」と考えますので、「反動はまだない!まだまだ上がる!」という心理が働き、実際にはそんな価値がないものに対して大きな値がつくのです。数年前の「原油価格」が典型的な例ですね。

このオーバーシュートという現象、以前の実体経済を正しく反映していた時代にはほとんど見られない現象でしたが、個人投資家が増えて、マネーゲームが活発に行われるようになってからよく見られるようになりました。オーバーシュートの特徴としては、「よほどのことがない限り、反動が起こりにくい」と言えますので、それに応じた取引をするようオススメします。


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