WTIの「原油価格」が世界経済を動かす!?

WTIの「原油価格」が世界経済を動かす!?

最近の経済番組なんかを観ていると、「WTIの原油価格が・・・」なんて言葉をよく耳にします。WTIの原油価格は、世界の原油価格に大きな影響を与えるだけでなく、それ自体が「先物取引」として取引されているのです。そこで、「WTI」の原油価格と、世界経済に与える影響について勉強してみましょう。

「WTI」とは、「West Texas Intermediate」の略称で、テキサス州で産出される原油の先物取引の「商品名」です。もともとテキサス州で取れる原油はとても上質で、暖房の燃料やジェット機の燃料として世界中で使われています。つまり、「最も品質の高い原油の価格こそ、そのほかの地域で取れる原油の価格を決定する目安になる」という考え方ですね。
したがって、WTIの価格が上昇すれば、「おっ!WTIが上がってるな。じゃあ、他の場所で取れる原油の値段も上がるかも・・・」という具合に投資家が考えるため、世界の原油価格も一緒になって上昇するのです。いかがですか?WTIの数字が世界の原油市場に大きな影響を与えるのはご理解いただけたでしょうか?

しかし、WTIの影響は原油の世界だけにとどまりません。日本でも2007年、原油価格が急激に上がったため、様々な経済に影響を与えました。流通業界はもちろんのこと、石油製品を用いている商品などの価格も上がりましたよね。納豆のパッケージも石油製品なので、一時期、「原油価格の高騰で納豆の値段が上がる!?」なんてのもニュースになっていました。

このように、原油価格は世界経済に大きな影響を与える存在であり、その石油価格の「代名詞」である「WTI」は、まさに「世界経済を動かす指標」と言えるんですよ。もちろん、このWTIも投資商品として取引されており、原油価格の高騰の気配が見え始めたら、この商品の可能性を考えても良いかもしれませんね。


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