「売りヘッジ」とは?

「売りヘッジ」とは?

「買いヘッジ」の逆語として「売りヘッジ」というものがあります。
売りヘッジは基本的には「買いヘッジの逆の意味」と理解して間違いないのですが、売りヘッジの仕組みを解説していきましょう。

たとえば、あなたの手元に100万円分の現物株があるとします。ところが、どうもその株が下がりそうな「予感」がします。この時、あなたに与えられた選択肢はいくつかあるのですが、1つは「売ってしまう」というものですね。
しかし、配当金の受け取りなどの条件を考えると、「今売るのは得策ではない!」という状況もあるはずです。そんな時、「その会社の100万円分の株を、先物取引で売っておく」という手法があるんですね。

「先物取引で売っておく」という仕組みを別の言葉で言いかえると、「その会社の株を空売りしておく」ということになります。空売りするということは、株価が下がれば利益につながります。普通に買うのとは逆の仕組みになるんですね。

この時点で、あなたの手元には「100万円分の現物株」と、「100万円分の株先物の売りポジション」の2つがあることになります。ここまではお分かりでしょうか?
そして数ヶ月後、現物株の価格が下がり、あなたは20万円の損失を出してしまいました。ところが、先物で売却していた分、つまり、空売りしていた分では20万円の利益が出ていることになります。これで、利益と損失が「相殺」されたことになります。

いかがですか?これが「売りヘッジ」のテクニックです。将来予想される損失に対して、同じ銘柄の先物株を同じ数だけ「空売り」しておくことで、将来的な損失が現実になっても相殺できる利益を確保することが出来るんですね。
初心者の皆さんには少し難しいテクニックかもしれませんが、売りヘッジもぜひ理解してリスク管理に役立てておきましょう。


「CFD取引概要」記事メニュー

QLOOKアクセス解析